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カッコいい肩を作るための三角筋の効率的な鍛え方

2020.06.24

三角筋とは

ショルダー・プレスのEMG比較
SHOULDERS ABOVE THE RESTより筆者編集

前(フロント)・横(サイド)・後ろ(リア)の3パートから成り立つ筋肉です。
肩を鍛えるためには、この3パートをそれぞれ意識しながら鍛えることが重要となります。

フロントのトレーニング

フロントのトレーニング比較
SHOULDERS ABOVE THE RESTより引用

スタンディング・ダンベル・ショルダー・プレス

ショルダー・プレス
pinterestより引用

フロントのトレーニングではダンベル・ショルダー・プレスが最も効果的です。
しかし、ダンベル・ショルダー・プレスはサイドにも負荷がかかるので、フロントに重点的に刺激を与えたい場合は、ダンベル・フロントレイズもオススメです。
また、ダンベル・ショルダー・プレスを行う場合は、座るよりもスタンディングバーベルよりもダンベルで行う方が効果が高いことが分かっています(※1)。


ショルダー・プレスのEMG比較

※1 Effects of Body Position and Loading Modality on Muscle Activity and Strength in Shoulder Presses

サイドのトレーニング

サイドのトレーニング比較
SHOULDERS ABOVE THE RESTより引用

インクラインロー(45°)

インクラインロー
pinterestより引用

サイドのトレーニングでは、よく見かけるサイドレイズをおさえ、インクラインローが最も効果的とのことです。
肩を鍛えたい時は背中をそらないようにしてやると、背中が収縮せずに肩により負荷がかかります。

サイドレイズ(ベント・アーム・ラテラル・レイズ)

サイドレイズ

インクラインローで肩がイメージしにくい方は、サイドレイズから入ると肩に力を入れる感覚をつかめるようになると思います。
ダンベルを上げる時は小指から上げるようにすると肩に力が入りやすいです。

リアのトレーニング

リアのトレーニング比較
SHOULDERS ABOVE THE RESTより引用

シーテッド・リア・ラテラル・レイズ

シーテッド・リア・ラテラル・レイズ
Seated Bent Over Rear Delt Raiseより引用

リアのトレーニングでは、シーテッド・リア・ラテラル・レイズが最も効果があるとの結果が出ました。
シーテッド・リア・ラテラル・レイズだと足が邪魔になるという方は、プローン・リバース・ダンベル・フライもオススメです。

プローン・リバース・ダンベル・フライ

プローン・リバース・ダンベル・フライ
Prone Reverse Dumbbell Flyより引用

リアのトレーニングの際は、手のひらが下(PRO)より、手のひらが向かい合う(NEU) 方が、10%効果的であることが分かっています(※2)。
またフリーウエイトで行うことで、最適な位置でトレーニングできるだけでなく、バランスを取るための小さな筋肉も鍛えることができます。


PRO
手のひらが下
NEU
手のひらが向かい合う

※2 Effect of Hand Position on EMG Activity of the Posterior Shoulder Musculature During a Horizontal Abduction Exercise

まとめ

肩は、鍛えたい部位によって選択する種目や順番が変わってくると思います。
私は、肩幅を広くしたいので、サイド系の種目からはじめたり、サイドへの刺激が多めになるように種目を構成しています。

皆さんも、目的に合わせて肩トレ頑張りましょう!