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ホエイプロテインのコンセントレートとアイソレートって何が違うの?

2020.06.28

本記事の対象者

自分にあったホエイプロテインを選びたい方。
ホエイプロテインにも種類があるのを知っていますか?
より自分にあったプロテインを選ぶために、本記事ではホエイプロテインの種類について解説します。

筆者の紹介

  • 東京工業大学アメフト部出身。その後アメフト部のコーチに就任。
  • IT系のエンジニアを集めたエンジニア筋トレ部を設立。
  • エンジニア健康サミットを定期開催。

コンセントレート(WPC)とアイソレート(WPI)とハイドロリセート(WPH・加水分解ホエイペプチド)の違い

製法

ホエイプロテインはその製法によって、WPCWPIWPHに分類されます。

  1. 牛乳をカゼインカード(ヨーグルト)に分離します。
  2. カード(ヨーグルト)の上澄み液ホエイです。
  3. その上澄み液から水分を抜いたものがWPCとなります。
  4. WPCからマイクロ・フィルトレーション(MF)またはイオン交換樹脂処理で乳糖・乳脂・灰分を取り除いたものがWPIとなります。
  5. WPCに酵素処理をし、タンパク質をペプチドまで加水分解したものがWPHです。

フィルトレーションとは

フィルターを用いて、粒子を分離する技術です。
ホエイをフィルターに通して、タンパク質を分離します。

  • ウルトラ・フィルトレーション(UF)
    水分・乳糖とタンパク質・脂肪を分ける技術で、WPCを生成します。
    免疫グロブリンラクトフェリンなど、免疫を向上させるものを多く含みます。
    まだ乳糖がそれなりに残っているため、乳糖不耐性の人は注意が必要です。
  • マイクロ・フィルトレーション(MF)
    乳糖や乳脂、灰分を取り除いてタンパク質含有量をさらに高めることでWPIを生成します。
    タンパク質を低温で処理できるので、熱による変性の心配がありません。

イオン交換樹脂処理とは

pH(ペーハー)を調整し、帯電させた樹脂にタンパク質を吸着させて分離します。
余計なものを除去するという点ではMFよりも優れており、タンパク質含有率が高くなります。
またロイシンの比重が高くなります。

加水分解処理とは

WPCのタンパク質と水を反応させて、ペプチド状態にします。
MF処理やイオン交換樹脂処理をしていないため、タンパク質含有量はWPIより少なくなります。
一方で、すでに分解されているため、胃腸への負担が少なく、消化吸収速度もWPC、WPIに比べて早くなります。
タンパク質含有量の大部分を吸収し栄養とすることができます。

性質の違いまとめ

項目WPCWPIWPH
値段安い少し高い高い
吸収速度遅い少し早い早い
下痢乳糖性下痢-浸透圧性下痢
タンパク質含有量70~80%95%90%
免疫効果高い少し高い低い

※ 高い・低い、早い・遅いはWPC、WPI、WPHでの相対評価です。

どれを選ぶべき?

WPCもっとも多く市場に出回っているホエイプロテインです。
値段が安く、タンパク質含有率も高いものだと80%を超えるものもあります。
また、ホエイプロテイン自体、グルタチオンの成分となるシステインというアミノ酸を多く含みますが、WPCではさらに免疫グロブリンやラクトフェリンなどの免疫を向上させてくれるものも多く含むため、免疫を向上させたいならWPCがおすすめです。

しかし、乳糖をそれなりに含むため、牛乳で下痢をしてしまう人は、WPIを選んでください。
タンパク質含有量がWPCより高いので、タンパク質あたりの値段はそれほど高くないものもあります。

WPCとWPIのコストパフォーマンスの比較は以下の記事でまとめているので、ご確認ください。



免疫効果は求めないが、運動中や運動前になるべく早く接種したいという方は、吸収速度の早いWPHを選んでください。 値段は少し高めです。
一方で、就寝前に飲む場合は、ゆっくり吸収されるWPCを飲むというようにタイミング別に飲むプロテインを分けるのもおすすめです。

種類別おすすめのホエイプロテイン

nichie ホエイプロテイン WPI

nichie ホエイプロテインはWPCもありますが、そのWPI版です。
タンパク質含有率も96%と高く、非常に安価なのが特徴です。

プラチナムハイドロホエイ(WPH)

WPHなので、吸収が早く、ロイシン含有量も非常に高いので、予算に余裕がある方におすすめです。


オススメのプロテイン紹介は以上です。

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ITエンジニア筋トレ部部長(@physique_engine)