本記事の対象者
「ダイエットや美容に効果があるプロテインはどれだろう」「あの芸能人みたいにキレイになりたい」と思ったことはありませんか?
本記事では、ダイエットや美容に効果的なソイプロテインの選び方や、おすすめのソイプロテインの紹介、効果的なプロテインの飲み方まで徹底解説します。ソイプロテイン選びでお悩みの方は是非参考にしていただければと思います。
筆者の紹介
- 東京工業大学アメフト部出身。その後アメフト部のコーチに就任。
- 筋トレ・プロテイン歴15年
- IT系のエンジニアを集めたエンジニア筋トレ部を設立。
- エンジニア健康サミットを定期開催。
ダイエットや美容に効果的なプロテインの選び方
プロテインには、ホエイプロテイン・カゼインプロテイン・ソイプロテインなどがありますが、ダイエットや美容を目的とする場合は、ソイプロテインがおすすめされます。
それは、ホエイプロテイン・カゼインプロテインは牛乳由来なのに対して、ソイプロテインは大豆由来で、以下のような大豆特有の効果が期待できるからです。
- 肌ツヤがよくなる
- ダイエットに効果的
- 健康によい
根拠を軽く説明しますが、ソイプロテインを選ぶポイントを早く知りたいという方はソイプロテインを選ぶための3つのポイントまで飛ばしてもらっても結構です。
肌ツヤがよくなる
ソイプロテインには肌の老化の原因となる酸化を抑える作用(抗酸化作用)があるといわれています。1
また、ホエイプロテインに比べて、コラーゲンの生成に関わるアルギニンの割合が多いため、肌の代謝にも役立ちます。
ダイエットに効果的
ソイプロテインに含まれるイソフラボンは、悪玉(LDL)コレステロールや中性脂肪が減少させ、善玉(HDL)コレステロールを増加させる効果があることが分かっています。2
また、間食としてソイプロテインを摂取することで、満腹感が得られます。そのため適切なタイミングで摂取すれば、食べすぎを抑えることもできます。
健康によい
大豆イソフラボンは女性ホルモンの代わりとなり、更年期女性のホルモンバランスを整えることが知られています。3
また、骨粗鬆症対策や抗癌効果についても論じられています(抗癌効果に関しては研究結果がマチマチなので、さらなる検証結果が必要です)。
さらに、ソイプロテインは大豆由来なので、牛乳でお腹を下す人には、ホエイプロテインやカゼインプロテインではなく、ソイプロテインがおすすめです。
ソイプロテインを選ぶための3つのポイント
ソイプロテインを選ぶ時は、以下の3つのポイントに気をつけて選ぶようにしてみてください。
- タンパク質含有量
- 価格
- 味・飲みやすさ
タンパク質含有量
プロテインを摂取するにあたって、タンパク質含有量は最重要ポイントです。
タンパク質含有量は、無水換算値ではなく、純粋なタンパク質含有量を見るようにしてください。
無水換算値について詳しく知りたい場合は、「プロテインは無水換算値じゃなくてタンパク質量を見るべし」で詳しく説明しているのでご覧ください。
価格
プロテインなど定期購入していくものはなるべく価格を安く抑えたいものです。
「商品の価格とプロテインの重さだけ見ればいいんじゃないの?」と思われる方もいるかも知れませんが、プロテインを購入する際は、上で説明したタンパク質含有量あたりの価格で高い安いを判断するようにしてください。
味・飲みやすさ
継続して飲むためには、味や飲みやすさも非常に大切です。
レビューや口コミを参考にして購入することも大切ですが、正直味に関しては人によって好みが分かれるので、お試しパックなどの少量販売のもので試してみることをおすすめします。
その時に、複数の味を購入すると、美味しい味のものばかり飲んでしまってそれ以外の味が余りがちなので、1種類ずつ買ってみることをおすすめします。
総合比較!人気のソイプロテイン16選を徹底比較
タンパク質あたりの価格や、レビューをいちいち調べるのは大変だと思うので、人気のソイプロテイン16選を対象に一覧表にまとめました。
商品名 | 価格(タンパク質1kgあたり) | Amazonのレビュー |
---|---|---|
LOHAStyle ソイプロテイン | 2032円 | 3.7 |
540ソイプロテイン改 | 2039円 | 4.2 |
NICHIGA ソイプロテイン | 2378円 | 4.1 |
BODYWING PURE SOY PROTEIN | 2482円 | 4.2 |
マイプロテイン ソイプロテイン アイソレート(ノンフレーバー) | 2989円 | 3.8 |
アルプロン 大豆プロテイン100(ココアミルク) | 3024円 | 4.0 |
アルプロン 大豆プロテイン100(イチゴミルク) | 3071円 | 3.6 |
BULKEY ソイプロテイン(ココア) | 3216円 | 4.2 |
バルクスポーツ プロテイン ソイプロ | 3688円 | 3.5 |
HIGH CLEAR 国産ソイプロテイン(ココア) | 3820円 | 3.7 |
Kentai パワープロテイン プロフェッショナルタイプ | 3901円 | 3.8 |
HIGH CLEAR 国産ソイプロテイン(黒蜜きなこ) | 4617円 | 4.4 |
明治 ザバス ソイプロテイン100 ココア味 | 4908円 | 4.4 |
FIXIT プロテイン ソイプロテイン MAKE BALANCE(抹茶) | 4974円 | 4.7 |
ウィダー おいしい大豆プロテイン(コーヒー) | 7596円 | 4.1 |
美コアリセット ソイプロテイン | 35433円 | 4.2 |
※ 2020年7月時点での価格やレビューを反映しています。
いくつかの商品についてもう少し詳しく説明していきます。
コスパで選ぶなら「LOHAStyle ソイプロテイン」
LOHAStyle ソイプロテインの特徴は、なんと言ってもコスパの高さです。
味がプレーンなので、すでにソイプロテインを飲んだことがあって、よりコストが安いものをお求めの方におすすめです。
500gから購入できるので試しやすいのも魅力の一つです。
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コスパ & 飲みやすさで選ぶなら「540ソイプロテイン改」
540ソイプロテイン改もLOHAStyleに負けじとコスパが高いです。
さらに、他の製品に比べて大豆臭が抑えられているため、大変飲みやすい製品となっています。
また、540ソイプロテイン改は運営の方とSNSを通じて気軽にコミュニケーションが取れるので安心感を得やすいのが特徴です。
人気商品ゆえに1kgはAmazonでは売り切れていることが多いですが、入荷したら運営さんからの発信があるので、興味がある方はフォローして報告を待ちましょう。
>> 540運営Twitterはこちら
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初心者の方は「アルプロン 大豆プロテイン100の味付き」
上で紹介した「LOHAStyle ソイプロテイン」と「540ソイプロテイン改」はコスパ重視のプレーン味です。
初心者の方はまず飲み続けることが大切なので、味付きで飲みやすいものがおすすめです。
上で紹介した総合比較!人気のソイプロテイン16選を徹底比較を見て分かるように、「アルプロン 大豆プロテイン100」は味付きでもかなりコスパが高くなっています。
「ココアミルク味」と「イチゴミルク味」が販売されているので、好みに合わせて選んでみてください。
ダイエットに効果的なソイプロテインの飲み方
ダイエット目的でソイプロテインを飲む場合は、以下のことを意識してください。
- 間食でプロテインを摂る
- 夕食前にプロテインを摂る
- 寝る前にプロテインを摂る
間食でプロテインを摂る
ダイエットのために、お腹がすいているのを我慢する人がいますが、これはNGです。
我慢していると空腹感が和らぐことがありますが、これは体が飢餓モードに備えて代謝を抑えるからです。
この状態は代謝が悪くなるだけでなく、栄養を蓄えようとして脂肪も付きやすくなります。なるべく空腹は我慢しないようにしましょう。
そこでおすすめなのが、間食にプロテインを摂取するようにすることです。
カロリーを抑えるだけでなく、筋肉の分解(カタボリック)を抑えることもできます。
夕食前にプロテインを摂る
夕食の45分前までにプロテインを摂取することで、夕食時の食欲を抑制することができます。
夕食の摂取カロリーを抑えることがダイエットには効果的です。
寝る前にプロテインを摂る
寝ている間は栄養を摂取できず筋肉の分解が進んでしまいます。
筋肉が分解されると、基礎代謝が落ちて痩せにくくなってしまいます。
なので、就寝前に消化がゆっくりになるように、牛乳と一緒にプロテインを摂取するのが効果的です。
以下の記事でプロテインの飲むタイミングについてもう少し詳しく説明しています。
記事ではホエイプロテインを押していますが、程度に多少の差はあるもののソイプロテインでも同様の効果が得られることが分かっているので、是非参考にしてみてください。
Soy versus whey protein bars: effects on exercise training impact on lean body mass and antioxidant status ↩︎
Meta-analysis of the effects of soy protein containing isoflavones on the lipid profile ↩︎
Equol Decreases Hot Flashes in Postmenopausal Women: A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Clinical Trials ↩︎